当路線は通学路であるにもかかわらず、道路幅員が約6mと狭く歩道も設置されていないことから、冬期間になると、車道を除雪した雪が両路肩に堆積され、車両と歩行者が安全に交差できる状況ではなかった。このため、昭和60年から北海道開発庁が推進していた「ふゆトピア事業」の一環として、青函トンネルの湧水を利用した流雪溝の整備を沿線住民に提案したところ、投雪作業等の住民協力が得られることになり、昭和63年から整備に着手し平成元年2月に供用開始をしました。 供用開始に当たり、沿線住民による吉岡地区流雪溝管理運営協議会が設立され、投雪方法や投雪時間などを定め円滑な運営を行い現在に至っています。 平成14年度から当該路線の歩道整備も含めた拡幅改良工事が着手し、完成後は現況道路の約3倍の道路幅員になるが、引き続き吉岡地区流雪溝管理運営協議会会員による歩道除排雪及び車道除雪を行った後の投雪作業等の協力を得られることになっいています。 |