苫前町古丹別地区は、北海道の北に位置する豪雪地帯である、市街地中心部にある当該路線は車道幅員5.5m歩道1.5m@2と道路幅員が狭く、定期バスはもとより一般車輌及び歩行者の通行に支障をきたすほど、冬期間の道路スペース確保に大変苦慮していた。 毎年のように、町内会、商工会から町を通じ、除排雪の充実を計ってほしい旨の要望があり、苫前町が中心となり、各道路管理者と協議を行い、その結果流雪溝整備を実施し冬期間の雪対策をおこなう計画を策定した。 流雪溝の運用には地域住民の協力が不可欠であるため、町を通じ住民に事業の主旨を説明したところ、町内会を中心に計画沿線住民で組織する、流雪溝管理運営協議会を設立し、平成9年12月1日の供用開始から現在まで、流雪溝の管理運営に協働で参画している。 |