相野々駅前地区は、役場、農協、駅前商店街が集中している当村の中心地域で、県道 横手・東成瀬線と村道相野々駅前線が地域の生活道路として利用されてきたが、幅員が5.0mと狭い。冬期に車道の除雪した雪や屋根雪等が路側に堆雪され歩行者の通行や車輌通行に危険を及ぼすことから、地域住民より流雪溝の整備が強く要望されていた。 この様な状況から、昭和53年に凍雪害防止事業の採択を得て整備が実施されたのを機に、地域住民との連携による流雪溝利用に関する協定を結び運営された結果、路側の堆雪状況が解消され歩行者空間が確保され、住民同士の堆雪によるトラブルも解消され絆が深まった。また、この地区がモデルとなり家屋の連たん地区に普及し現在は6地区で、組合が組織され運営されている。 |