この地区は、町道沿いの住宅密集地のため冬季間の除排雪には苦労していた所ですが、正規の構造による流雪溝整備は下水道との関係で不可能な状態であった。 そこで、町道沿いの側溝を改良して流雪溝代わりに利用できるようにするため、平成6年度から整備したが、水源が農業用水であることと、途中で詰まったりする状態で、下流側に位置する柳町町内まで充分な水量を確保できなかった。 これらを解消するため、平成12年度に地下水を汲み上げるポンプを設置し、柳町町内の側溝に導水した結果、常時安定的な水量を確保することができた。 又、思いがけない結果として、地下水の温度が平均10℃くらいのため、今までよりも除排雪がスムーズに行えるようになったことで、住民からは大変喜ばれている。 |