パートナーシップでつくる協働型の雪処理活動

(連携が支える雪処理作業の事例調査)

TOP -> 検索条件入力 -> 一覧表示 -> 事例内容(2/2ページ)
1/2ページ

雪処理活動の連携体制について
活動の連携体制
自治体 当市道路維持課
道路管理者 同上
市民 町会等

参加の募集方法
特段、期限を設けず当市道路維持課で借受申請を受け付けしている。
活動地域
現在は、21地区で町会等(地域住民)が歩道除雪を実施している。今後とも、予算の範囲内で貸与を希望する町会等の意向に応えていきたいと考えている

活動の役割分担について
実施団体 歩道除雪の実施
小型除雪機の保管場所の確保(貸与期間中)
小型除雪機の燃料費負担
小型除雪維持管理費用の負担(貸与期間中)
当市及び道路管理者
借受申請の受け付け
小型除雪機の貸与
小型除雪機貸与期間中の保険業務
小型除雪機の保管場所の確保(貸与期間中以外)
小型除雪機維持管理費用の負担(貸与期間中以外)


理想的な連携関係を形成するために大切なこと
a)敷地内の雪は市民(企業)が処理するというルールの確立
b)除排雪のレベルアップ
c)高齢者等の雪弱者対策の充実
d)自主的な除排雪活動に対する支援
e)企業の雪処理施設の整備を促すための施策
d)恒久的な雪処理施設(融・融雪溝等)の整備

今後、住民などとの連携を促進するべきである分野と、その理由
a)夜間路上駐車禁止の徹底
・除排雪作業の支障となる。
b)敷地内からの出し雪禁止の徹底
・路面状況が悪化する。
c)高齢者、身障者世帯のボランティア活動等による雪片付けの支援
・雪国での快適な暮らしを支援する。
d)雪捨て場としての空地利用
・所有者が地域住民や業者の雪捨て場として空地を提供することにより、効率的な除排雪を行える。
e)屋根雪や敷地内の融雪施設の設置
・市民等の経済的負担を伴うが、路上への落雪や出し雪が減少する。