パートナーシップでつくる協働型の雪処理活動
(連携が支える雪処理作業の事例調査)
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事例内容(1/2ページ)
組織・連携活動の概要 |
地域 | 新潟県 長岡市 |
組織・団体等の名称 | 長岡駅前地区流雪溝管理運営組合 |
連携活動の概要
概 要 | 長岡駅前地区商店街の歩道路肩の堆雪及び屋根雪を流雪溝により除雪 |
路 線 | 一般国道351号、352号、主要地方道長岡停車場線 |
除雪延長 | 1,100m(長岡市大手通?上田町、東坂之上町?殿町) |
参加人数 | 約150人 |
使用器具 | スコップ約150個、スノーダンプ約50個 |
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連携による雪処理活動の開始と経緯 |
当長岡駅前地区は、長岡市の商業、業務の中心地であり人、車の往来の激しい地区である。昭和38年の豪雪(38豪雪)を契機に本格的克雪対策が取り組み始められ、全国に先駆け消雪パイプが整備されましたが、歩道や路肩の堆雪、さらに当地区では、アーケード(雁木)や屋根の雪は、やり場がなく車両や歩行者の通行が困難になるなどの問題が生じていた。また、地下水の過剰汲み上げによる、地下水位の低下、地盤沈下の問題があり流雪溝の整備が求められていた。昭和61年度より緩勾配での流雪溝の試験施工が行われ、内面に樹脂板を張り付ける工法で流雪溝の整備が進められてきた。一方、市街地を貫流する柿川を消流雪河川として活用を図る目的で、信濃川から柿川に消流雪用水を供給する、長岡地区消流雪用水導入事業が平成9年度に完成し、柿川に投雪を完全に流下できる十分な水量が確保された。平成13年11月に流雪溝用水として1級河川柿川からの水利権を取得し、同年12月に取水施設が完成した。同時に当該地区の地域住民、長岡市、道路管理者(新潟県長岡土木事務所)の間で、協議を重ね、平成13年12月に流雪溝の維持管理及び運営に関する協定書を締結し、歩道、路肩の除雪及び屋根雪処理を協働で行うこととなった。 |
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