豪雪地帯のため、毎年雪の処理に悩まされ、排雪対策としての方法を検討。昭和47年開発局の理解と住民の協力により国道230号線の道路側溝(L=300m)を利用しての投雪試験を実施しました。結果、効果が大きく住民に喜ばれ昭和48年に、道道喜茂別停車場線(L=420m)でも投雪試験を実施してきました。 昭和49年に国道230号線市街全線を試験するため、かんがい用水路を冬季間用水し流し、国道側溝に出水、片側側溝につき投雪を実施しました。しかし、水量不足や流雪溝として造られた施設ではないため、つまりが多く道路上に水が流れることが数回ありました。この試験結果が流雪溝として投雪口など改良した場合充分機能することと判断し、国、道への要請、昭和52年度調査設計、昭和53、54年度2ヵ年で工事を実施した末、昭和54年12月から北海道最初の流雪溝として使用を開始しています。以来住民に必要な施設として一躍を担っています。 |