パートナーシップでつくる協働型の雪処理活動

(連携が支える雪処理作業の事例調査)

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組織・連携活動の概要
地域 兵庫県 八鹿町
組織・団体等の名称 名称なし(各小学校等のPTA)
連携活動の概要
概 要 当町の小学校、中学校の通学路の歩道除雪の実施
路 線 国道9号、国道312号、県道宮津八鹿線、県道八鹿山崎線
除雪延長 国道5.8km、県道7.3km
参加人数 各地区のPTA
使用器具 歩道除雪機械(国土交通省2台、県4台)


連携による雪処理活動の開始と経緯
当町内には2中学校、5小学校があり、いずれも遠隔地からの通学生を抱え、冬期降雪時の通学路の確保に苦慮していた。父兄は地区ごとに早朝、手作業により通学用歩道の確保を行っていた。 しかし、昭和58年度(昭和59年1月?2月)の豪雪は想像を超えるものとなり、従来の地区ごとの作業では父兄の負担が大きくなり、安全な通学路の確保ができなくなった。このことを契機として、児童・生徒の通学路確保に向け、各小学校のPTAによる地区間連携による除雪体制の組織化が行われ、PTAを主体とした父兄による通学路確保のための歩道除雪の仕組みができあがった。また、この動きと相まって、八鹿町も住民主体の除雪の支援を考える中で、関係各機関の協力を得、除雪機の貸与等現在の官民協働による除雪体制のシステムが確立された。

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