パートナーシップでつくる協働型の雪処理活動

(連携が支える雪処理作業の事例調査)

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雪処理活動の連携体制について
活動の連携体制
自治体 今金町(建設課を主に他、企画振興課、保健福祉課)
道路管理者 函館開発建設部・函館土木現業所・今金町
町民 町民、今金建設厚生企業組合、今金町高齢者事業団

参加の募集方法
国道、道道、町道各々流雪溝設置路線沿線住民の自主参加
活動地域
流雪溝沿線地域

活動の役割分担について
実施団体 運営内容の協議
利用町民への連絡調整
当町 当施設の運営
除雪用具の貸出(ツルハシ、カラーコーン、投雪中表示看板)
道路管理者 運営費、維持修繕費の負担


理想的な連携関係を形成するために大切なこと
1 投雪不能な高齢者世帯に対する援助。今金町においては、高齢者、身体障害者等に対し、保健福祉課において「除排雪サービス」希望者を募集・審査し、一定条件を満たす町民に対しては、除排雪、流雪溝投雪作業を公費により、機械や人力で代行している。
2 流雪溝が設置されている路線でも、日降雪量が30cm程度を越えると、国道においては人力による投雪が大変な作業となるため、堆雪の半分でもロータリー車、ダンプトラックによる排雪で人力作業を軽減してやるべき。

今後、住民などとの連携を促進するべきである分野と、その理由
1 公園、河川敷地、公共施設などの跡地の空き地など、冬期の雪捨場として確保し、地域住民がママさんダンプや軽四トラックなどで搬入し易い場を設け、道路上に堆積する雪を減量化する。
2 点在する農家を、国道、道道をはじめ幹線町道などの沿線に家を設け易くできるように、土地の確保・提供、牛舎やサイロの移転に対する補助など、除雪延長と防雪柵設置延長の削減を図る。
3 住宅街においては歩道での落雪事故防止のため、無落雪または屋根の形状に より、安全な歩車道を確保する。