パートナーシップでつくる協働型の雪処理活動

(連携が支える雪処理作業の事例調査)

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雪処理活動の連携体制について
活動の連携体制
自治体 建設局雪対策室事業課
各区土木部維持管理課
市民 町内会およびこれに準ずる組織
地域の除排雪を行なうために設置された組織
企業 除雪業者

参加の募集方法
窓口は,各区土木部維持管理課に設置。1月初旬から中旬に申請を受け付ける。全戸配布する広報誌によるPRを行なっているほか,各種会合等において町内会に制度利用を呼びかけている。
活動地域
区によって多少の偏りはあるものの,全市的に利用されている。
今後も、地域住民の意向を踏まえながら普及を図りたい。

活動の役割分担について
市民 制度利用の決定
制度利用の申請
必要経費(1/2)の支払い
路上駐車,ゴミ収集場所などの整理
自治体 申請の受付
作業の実施計画の作成
必要経費(1/2)の支払い
作業の確認
企業 作業の実施計画の作成
作業の実施


理想的な連携関係を形成するために大切なこと
本市における市民・行政の連携を考えるにあたり,市民側の窓口となるのは町内会(自治会)となる場合が多い。そこで,理想的な連携関係のためには,町内会の組織力強化が重要であるが,近年,若年層を中心に町内会離れが進んでおり,問題となっている。ついては,地域コミュニティの再生が最も重要であるが,今後は町内会に限らず,地域の除排雪を効果的・効率的に行なうための組織としてNPOなど新たな組織の協力を得ていく必要がある。

今後、住民などとの連携を促進するべきである分野と、その理由
a)冬期生活ルールの確立
除雪の支障となる路上駐車をしない。
民地の雪を道路へ出さない。など
b)歩行者用砂箱の活用(滑り止め材の散布)
c)車道除雪後の間口の雪処理問題の解消(高齢者対策を含む)