パートナーシップでつくる協働型の雪処理活動
(連携が支える雪処理作業の事例調査)
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事例内容(2/2ページ)
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雪処理活動の連携体制について |
活動の連携体制
自治体 | 当市建設課 |
道路管理者 | 新潟県十日町土木事務所(ただし国県道) |
実施団体 | 市民全体 |
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参加の募集方法
十日町市流雪溝運営協議会連合会による雇用形態を取っているが、専従職員については公募ではない。
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活動地域
現在中心市街地127haが供用区域である。平成15年中には未供用区域68.4haが供用開始となる見込みであり、中心市街地全域が供用開始となる。
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活動の役割分担について
実施団体 | 流雪溝用水導水施設となる中継ポンプ場の運転管理 中心市街地流雪溝の通水区間切り替え 住民の流雪溝利用における適正かつ安全な利用の指導監視 |
当市 | 管理運営に係る経費の7割を委託費として実施団体に支払う |
道路管理者 | 国県道道路管理者である新潟県十日町土木事務所が流雪溝管理延長比に応じて相当分の電気料金(流雪溝用水送水施設にかかる電気料)を当市に支払う |
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理想的な連携関係を形成するために大切なこと
克雪都市の実現には行政と住民との一体化が必要であることはもちろんであるが、当市の流雪溝管理を委託する場合、受託側となる住民団体の管理運営経費に住民負担を求めた方が住民の克雪意識の高揚に効果的である。流雪溝の管理が行政側から依頼されたものではなく、自分たちのものとして捉えられている。
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今後、住民などとの連携を促進するべきである分野と、その理由
流雪溝の有効活用 当市では流雪溝用水の水量が制限されているために、路線ごとに時間帯を定めた通水を行わなければならず、利用する住民からは勤務等のため除雪ができないという苦情がある。さらに、高齢化のために除雪作業困難という声もある。 これらの人たちに代わり流雪溝利用の雪処理を行う住民団体等の形成が望まれる。
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